【飲食店探訪日記】~Coffee fragile(コーヒー フラジャイル)新宿~編
新宿3丁目の隠れ家喫茶で本格派コーヒー&カフェ「coffee fragile」(コーヒー フラジャイル)に行ってきました!
住所 東京都新宿区新宿3-11-6 エクレ新宿 B102
電話 03-3351-9039
営業時間 11:00 – 18:00
定休日 毎週金曜日新宿3丁目にある小さな喫茶店「coffee fragile」(コーヒー フラジャイル)で味わうことができるコーヒーは、計5種類。 5種類とも個性の違うコーヒーであるため、その日の気分に合わせて味の違いを楽しむことができます。
オシャレなお店よりも居心地の良い喫茶店を意識した店内には、レコードやCDが豊富にそろえられていて音楽好きにはたまらない空間です。夜まで喫茶店として営業しており、夜はBAR営業されてます。
ガトーショコラやコーヒーゼリーといったデザートをはじめ平日限定でナポリタンやハヤシライスなどのお食事もご用意しています。
「コーヒー フラジャイル」は、新宿駅から徒歩2分のところにあるお店です。夜はバーとして使われていますが、日中はこだわりのカフェとして営業しています。
黒基調の小さな店内は、入って左が7席ほどのカウンター、右に二人がけのテーブル席が3つほどとなっています。
そして新宿のカフェは、どこのお店も席数を稼ぐため、隣席と近く落ち着かないケースが多いのですが、此方のカフェは比較的ゆったり座ることができ、周りの方の会話も気になりません。
場所柄、しっかり席数を確保する店が多いのですが、こういったお店があるとユーザーは嬉しいですね。実際に店内のお客様はヘビーユーザーが多い気がしました。
大半のお客様が帰る際に【また、明日!】や【また夜に!】の声掛けをしており、店長さんも【有難うございます】ではなく、【行ってらっしゃい】等のお声かけでした。細かなことですが、リピーターが多い理由はこういった場所に宿るのかもしれません。
【飲食開業者から見た】他飲食店に取り入れてほしい所
同エリアの競合店との違い
やはりメジャーな駅では、お店を成り立たせるために【席数】を確保が重要ですが、fragileさんでは【席数】よりも【リピート率】を意識しているような気がしました。
現実にお客様の大半がリピート客でした。気さくで丁寧な店長がお客様との距離を大変気遣っているように思えました。
営業時間を分けての営業
fragileさんでは、昼はカフェ営業、夜はBAR営業されております。夜のみの営業で昼は家賃を空払いされているお店を見かけますが、とても有効利用されているなと感じました。
そして、昼のお客さんが、また夜に戻ってくるという飲食店にとって、一番理想の営業をされていると感じました。
まとめ
今回『Coffee fragile(コーヒー フラジャイル)』を訪問させて頂き一番に感じたことは【工夫】です。一概に工夫と言えば簡単な話なのですが『Coffee fragile(コーヒー フラジャイル)』の工夫とは、近隣の多店舗との差別化や見せ方。場所柄、席数を無理やり詰め込み売り上げを立てるのでなく、ユーザーにとっての居心地や安心できる場所であることを徹底していて、リピータ―を確保する等。
そして、営業時間によって完全に業態変更及び、スタッフを変更することによって昼とは違う顔を【見せて】います。また、昼のお客様も夜の営業に戻ってきており、飲食店にとって理想の還流が出来ています。
『Coffee fragile(コーヒー フラジャイル)』様の【徹底した工夫】が多くのリピーター獲得につながっているのかもしれません。
※あくまで飲食店経営者目線で、こちらの意見ですので、お店の意図としていることに相違があるかもしれないことをご了承ください。
