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中古車販売業の開業について


車が好きな人であったり、車をいじることが好きな人などは中古車販売ビジネスを始める人は多いです。今回は、中古車販売業の開業について解説します。

中古車販売業の販売形態

中古車販売業の販売形態としては以下が挙げられます。

  • 中古車専業店
  • 買い取り専門店
  • オートオークション業
  • 個人売買仲介業  など

中古車販売業の開業にあたって必要な手続き

中古車販売は古物商扱いとなりますので、所轄の警察署の公安委員会に古物商許可申請をとる必要があります。ちなみに古物商とは古物営業法にもとづいて、中古品を顧客に販売する業者や個人のことを指します。古物商許可申請をとらずに営業をすると無許可営業となるので、この手続きは忘れずに行いましょう。 但し、個人で不用品をネットオークションやフリーマーケットで販売する分には許可は必要ありません。あくまで第三者から買い取って、それを販売することを事業として営む場合に必要となります。

中古車販売店は中古車として売ることができる車に加えて廃車を引き取ることもあります。そこで廃車を引き取る場合、自動車リサイクル法引取業登録をしなければいけません。この手続きは店舗がある地域の都道府県の役場もしくは保健所の自動車リサイクル担当窓口で行うことができます。ここで申請を行い、都道府県知事・保健所設置市長の登録を受けましょう。 自動車リサイクル法引取業登録は中古車販売をするにあたって行わなくても問題ありません。しかし、廃車予定の自動車の引取ができなくなるので、登録を済ませている人が多いです。

自動車を修理する場合には、その事業を始める前に、道路運送車両法に基づき、国土交通省の地方運輸支局整備課に必要書類を提出・申請して「自動車分解整備事業の認証」を受ける必要があります。

最後に、オートオークションに入会しておくという方法があります。オートオークションとは中古車事業者が参加して取引する中古車の卸売市場で、軽自動車から輸入車まで様々な車が流通していますので、仕入れの効率や在庫車両早期売却のことを考慮しますと、最低でも1つは主要なオークション会場に入会しておくことが重要となります。

尚、オークション会場によって、「古物商許可証を受けてから1年以上を経過していること」「常設の展示場と事務所を有していること」「車を売買する為の店舗・事業所がある」「入会金(3万円~5万円)」「保証金(10万円程度)」など、様々な入会条件が設けられていますので、事前に確認しておきましょう。

個人事業主or法人で開業?

個人事業主か法人で開業するか悩みどころですが、一般的には、当初は個人事業主として事業をスタートして、規模や業績の拡大に応じて法人経営に切り替える法人化(法人成り)という方法が多いです。

 

個人で中古車販売業を開業した場合

個人事業として中古車販売店を開業した際に必ず提出しなければならない届出書類と出しておいた方が得をする届出書類についてご紹介致します。 

  • 個人事業の開業届出書
  • 所得税の青色申告承認申請書
  • 青色事業専従者給与に関する届出書
  • 所得税・消費税の納税地の変更に関する届出書
  • 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
  • 事業開始届出書(事業税)

 

法人で中古車販売業を開業した場合

法人として中古車販売店を開業した場合においても、基本的には個人事業の場合と同様ですが、法人の場合には定款の写しや登記簿謄本(登記事項証明書)を添付する必要があります。

  • 法人設立届出書
  • 青色申告の承認申請書
  • 給与支払事務所等の開設届出書
  • 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
  • 法人設立届出書(地方税)

中古車販売業の開業にあたっての留意点

中古車販売店の商圏は通常半径20~30キロメートルといわれています。したがって商品構成も地域性を十分考慮することが求められます。商圏内に競合店がある場合は、品揃えや価格、品質、アフターサービスなど、何らかの面で差別化を図る必要があります。

買い取りの際は、前使用者の利用状況などによって車の品質(状態)がまったく異なるため、1台1台を別個の商品として扱わなければなりません。車の品質を確かめ、どの程度費用をかければ商品化できるかを判断するなど、的確な査定ができる確かな目や豊かな経験が必要となります。

車両の十分な検査・整備はもちろん、補修やクリーニングなどを行ない、さらに品質の保証をしたうえで、中古車の廉価な魅力を損なわず、いかに顧客にアピールできるかが、重要な販売戦略となります。

品質のよい人気車種をどれだけ仕入れられるかが事業を大きく左右します。新車ディーラーとの関係強化やオークション会場での情報収集などにより、常に仕入れルートの開拓に努めることが大切です。また、車種ごとの人気や価格にも大きなバラツキがあり、かつ変動も激しいため、車種別の相場情報をタイムリーに入手することが重要です。

まとめ


中古車販売は手軽に独立することができるので始める人は多いですが、その分競合他社が多く、実際に儲かっているのはごく一部です。若者の自動車離れも進み、中古車も売れなくなってきている現状があります。

中古車販売業を始めたい人は、ただ単に車を引き取って売るだけではなく、マニアックなパーツやジャンルなど拘りをもって開業することを念頭に置いておきましょう。

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